0の法則
私は、商人のなかでは、松下幸之助さんと、斎藤一人さんが好きだ。
斎藤一人さんというと、いわゆる長者番付一位の方として有名である。
昔、彼の講演のテープを聞いたことがある。たしか、以下のような内容だった。
商売をうまくしようとしたら、まず0円、経費をかけずに、できる工夫を考える。
よく、お金がなくちゃ工夫なんて出来ないって人がいるけど、アイデアが出なければ殺すと言われれば、人間は、最低、3つくらいのアイデアがだせる。
0円でできることは、結構ある。
挨拶をしっかりとしてみるとか、掃除をしっかりとしてみるとか。
0円でできるアイデアを出せた人には、一万円をわたして、工夫させてみる。
ついで、一万円を上手く使えるようになったら、三万円を渡してみる。
・・・これを繰り返すと、上手くお金を使えるようになり、商売が上手くいくらしい。
このステップを無視して、はじめから、何十万円を渡しても、使い方がわるいから、結局、そのお金は、無に帰す。つまり、0円になる。
お金の使い方も、まず、0円の使い方を覚えることが必要のようだ。
聖書でも、お金について、いろいろ書かれている。
でも、お金について罪悪視しやすいけど、ほんとは、お金自体には、良いも悪いもなく、無色なのだろう。
でも、お金は、人の心を、増幅するのかもしれない。
自分にお金がないときでも、他者にやさしくでき、神さまの愛を隣人に返していけるような人に、適切なお金があれば、そのお金を神さまのご用に活かしたり、震災復興の義援金に使ったり、神さまの教えをみんなに知っていただくのに使ったり、上手く活用できるだろう。
そのように上手くお金を使えた人には、さらに多くのお金を渡しても、きっと、上手く活用するだろう。
一方、お金には、魔力があるので、心が整えられていないまま、その人に、お金を持たせると、その人の利己的な性格だったり、我儘、高慢、強欲、色情が増幅されてしまう。
結局のところ、お金も、神さまからの恵みなのだから、感謝して受ければよいのに、いつしか、神さまよりも、お金の方を上に置いてしまいやすいがゆえに、失敗しやすいのだろう。
自分の主人は、神さまだけであり、お金は主人ではない。お金は、自分の心を増幅するものとして、神さまからの愛を示す手段として、感謝して受け取るならば、何億、何十億を稼ごうと、大丈夫だ。
要は、神さまをお金よりも上におき、お金も恵みであると考えればよいのだろう。
なので、お金を悪者にする必要はないと思う。
神さまに感謝しつつ、ガンガン稼ごうと思う。
話によれば、聖書の中には、ビジネスで成功するヒントが沢山隠されている。
ほんとは、聖書は、神さまの愛を知るために読んでほしいけど、まずは手始めに、ビジネスで成功するために読んでみるのもありかもしれない。
1人で読むのは、なかなかシンドイから、手始めに、教会にいってみるのもありかもしれない。
もしかすると、なにかヒントが得られるだけでなく、神さまの愛に触れることができるかもしれないです。