新米クリスチャンのGod is Loveの日記-JR板橋駅そば神召キリスト教会に集ってます

職業は弁理士です。技術系の大学院を出てます。ひょんなことから、クリスチャンになった新米クリスチャンです。神召キリスト教会に通ってます。

法律の勉強

1.法律の勉強
法律の試験を受けていて、いくつか気付く点がある。

私の場合、法律の勉強をするとき、
法律の細部にとらわれ、
それぞれの問題をバラバラに学んでいることがある。
それゆえに、理解がバラバラになってしまう。
また、記憶するのにも時間がかかる。

たとえば、刑法において、
「不真正不作為犯の実行行為性」の問題と、
「間接正犯の根拠」の問題とがある。

この2つの問題は、
司法試験を受けようとする者なら、
有名すぎる問題(論点)だろう。

下手をすると、この2つの論点を、
バラバラに覚えようとしがちだけど、
じつは、両方とも、根本的には、
「実行行為の意義」という問題に集約される。

このようにバラバラに理解するのではなく、
より本質的なものへと集約してみることによって、
理解が増す。

2.聖書の場合
まさに、聖書の場合に置き換えると、
「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか」
と尋ねられたとき、
エスさまは、
「『心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、
力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
次には、これです。
『あなたの隣人(となりびと)をあなた自身
のように愛せよ。』
この二つより大事な命令は、ほかにありません」と、
お答えになられた(マルコの福音書 12章30節〜31節)。

確かに、聖書の本質は、ここに集約されるように思える。
神と人への2つの愛の戒めを1つにし、
ここに、神さまの御旨が「愛」にあることを
示しているように思う。

 聖書の言葉一つ一つを理解することが
大事ですが、
 その一つ一つが、
神と人への2つの愛に貫かれていることを
理解することが大事だなと感じる。

そのように普通の法律の勉強を通じても、
神さまの深い思いに気付かされる。

ただただ神さまに感謝します。